<障害者用の職場で働く私の体験記シリーズ>
母親と2人暮らしの
知的障害を持つ60代の障害者仲間の
お母さんが亡くなった。
そのお母さんは足が不自由な80代で
障害者仲間は付きっきりで介護をしていた。
人生、暗い顔して俯いて生きても仕方ないが
いつもニコニコしていられる様な現実でもなく
只々、淡々と、出来る限りの人事を尽くして
天命を待つしかない。
夢をもて、目的をもて、やれば出来る。
こんな言葉に騙されるな、何も無くていいんだ。
人は生まれて、生きて死ぬ。
これだけでたいしたもんだ。
このお箸、役に立たなかったなぁ。