朝の7時頃に家の前の道で
怒鳴り声が聞こえた
様子を見るためカーテンを開けたら
家の敷地内で若い女の子をオジサンが
羽交い絞めにしていた
ワイ「ファ!?」
慌ててズボンを履き金属バットを握り絞め
いざ出陣と外に出た
そこでオジサンの顔をよく見ると
お隣さんだった
そして察した
ああ、親子喧嘩かと。
とりあえず金属バットを置いた。
ウチの親父はほっとけと言ったが
助けてと叫び散らかす女の子と
興奮状態で娘さんを抱きかかえ
振り回すオヤジさんを
スルーできなかったので
外で揉めている間は
エスカレーションしないよう見守る事にした。
親子喧嘩がはじまって5分くらいたったとき
オヤジさんが娘さんに
「警察よべ!」とファインプレー
そしてスマホで警察を呼ぶ女の子
最終的に女の子は玄関に投げ込まれていた
私は警察が来るまで外で待機していた
お隣さんが警察を呼んでる所に
遭遇するのはこれで5回目くらい
前に娘さんらしき子が
深夜に家の前で警察官に
女の子「お前いくつだ!?」
警察官「34歳だ!」
女の子「若造が!税金泥棒が!」
とオラついていたのは
面白かったので覚えている。
しかしまぁ子育ても親子関係も難しいなぁと
100点の親にも100点の子にも
容易に成れるもんじゃない
やれやれ
[追記]
翌日オヤジさんが
折り菓子を持って謝罪に来た。
娘さんが水商売をしている事に
反対しているのだけれど
言う事を聞いてくれなくて
カッとなってしまったとの事だった。
私は親になった経験はないけれど
36歳のオッサンとして
オヤジさんの気持ちを
全く理解できないわけではない
世界レベルで平均的な
父親の感情なのではなかろうか
娘さんの立場に立つならば
親元を立つ事をすすめる
私は10代の頃から親と意見が食い違えば
バイトで金を貯めて家を出ていくという
選択肢をとってきた
都合の良い親を持った友達なんて
私は1人も出会った事がない